設立趣旨
地下水位測定技術の研究及び情報交換を行い、正確な地盤情報を得ることにより、適切な宅地盤評価を行うとともに、会員相互の親睦、他団体との効率的な連携、国際交流の推進を図り、もって地下水位測定業界の発展と地位向上に寄与することを目的とする。
協会の目的
宅地地盤評価における課題を解決するため、協会員による地下水位測定技術の研究及び情報交換を行い、正確な地盤情報を得ることにより、適切な宅地地盤評価を行うことを目的とする。
- 液状化判定に必要な情報
- 建築基礎の選定のための地盤情報
- 圧密沈下計算に必要な情報
- 造成地盤の健全性に関する情報
- その他本会の目的を達成するために必要とする地盤情報及び評価
協会概要
法人名 | 一般社団法人 SWS地下水位測定技術協会 英語名: The Association of SWS Groundwater Level Survey Technology | |
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代表理事 | 塚本 英 | |
社会的背景
スウェーデン式サウンディング試験
宅地地盤を評価する方法として広く使われており、支持力を算定する方法は、国土交通省告示第1113号で規定され、有力な調査法として位置付けられている。
国土交通省 告示第1113号(2001.7)
地震時に液状化するおそれのある地盤の場合は建築物に有害な変形や沈下が生じない事を確かめることが義務づけられている。
日本建築学会「小規模建築物基礎設計指針」(2008.2)
中地震動に対して、微地形などからの概略判定と併せて、簡易粒度分析と、地下水位に基づく簡易液状化判定法が推奨されている。
震災による液状化被害
阪神・淡路大震災、新潟中越沖地震、東日本大震災では、広範囲の液状化などの検討のため、宅地地盤の調査は、土質と地下水位の情報が必要とされている。